100均ダイソーの10号プラ鉢
厳密には200円のプラ鉢をスリット鉢風にDIYしました
このスリット鉢の自作は2代目です
1代目のスリット鉢は機会があれば記事にしようと思います
スリットの穴をあけるのに使用したもの
2代目のスリット鉢自作に使用したツール
代用できそうなツールなども併せてご紹介します。
ダイソー プラスチック 10号鉢
10号鉢がこの形状のものしかなかったので仕方ないですが、
上から底辺に向かって丸くなってる形状はスリットには不向きと推測してます。
半田ごて
鉢の横にスリットの穴を溶かして作るために半田ごてを使用しました。
メリット
見た目
ノコギリで切るよりも、なんとなく見た目が良いかなぁ?と思います。
個人差がありますが。
デメリット
デメリットに思うことが2つありました。
◆臭い
溶かす場合、プラスチックの溶ける臭いがキツイので換気など周囲に気をつける必要があります。
◆バリ取り
溶かしたところの淵が盛り上がるために、削る作業が増えました。
半田ごての代用ツール
ノコギリで代用できます。
スリット状に穴をあけれれば良いので、何でも良いと思います。
バリ取りに使用した工具
なかなかに苦労しました。
そのバリ取りに使用した工具は、カッター、ヤスリ、デザインナイフ、彫刻刀を試してみました。
彫刻刀以外は、すべて100均のものです。
ごりごりできるヤスリが使いやすいように思いました。
鉢の底の穴をふさぐのに使用したもの
スリット鉢風に自作するのに、底面の中心付近の穴を塞いでるものを見かけたことがないので、こんなことをしなくてもスリット穴だけで効果を発揮しているのかもしれませんが
底の穴を塞ぐことにしました。
グルーガン
◆グルーガン
昔100均で購入したもの
◆クッキングシート
グルースティックがつかないように
◆マスキングテープ
クッキングシートを鉢に貼り付けるため
何のテープでも良いと思います。
◆本
穴を平にするため
◆ローラー
施工するときに押さえるため
グルーガンの代用工具
グルーガンだと大袈裟でけっこう面倒で手間がかかります。
テープで十分代用できると思います。
テープで上手くいかなかったらごめんなさい。
他にもダイソーの100均耐水パテでも代用できると思います。
自作スリット風鉢の作り方
スリット風の鉢を作る時のおおまかな作業の流れ
- スリットの穴の大きさなどを決める
- 印をつける
- 穴を開ける
- バリ取りをする
- 鉢底の中心付近の穴を塞ぐ
スリットの穴の大きさなどを決める
実際にスリットの穴を開けると言ってもどれぐらいのサイズの穴を開ければ良いのかわからないので、兼弥産業のスリットポット10号鉢CSM-300のスリットサイズを参考にします。
とんでもないポット10号鉢CSM-300のスリットの大きさ
兼弥産業のスリットポット10号鉢CSM-300のスリットの大きさを調べました。
とんでもないポットで有名な兼弥産業のCSMシリーズのスリットポットのスリットサイズは、細長いのと幅広で短い2種類の大きさにわかれています。
スリットサイズ細長い方
高さ×幅×奥行=約65mm×約4mm×約25mm
ぐらいでした。
◆高さ 約65mm
◆幅 約4mm
◆奥行 約25mm
スリットサイズ幅広で短い方
高さ×幅×奥行=約30mm×約10mm×約35mm
ぐらいでした。
◆高さ 約30mm
◆幅 約10mm
◆奥行 約35mm
印をつける
植木鉢やプランターの形状から推測して、穴を開けるのによかれと思うところに印をつけていきます。
スリット穴の配置個所の理由
画像の印のようにスリットの穴を開ける配置にしたのには理由があります。
その理由は、兼弥産業のスリットポットには必ず底面にスリットの穴が入っていること
上げ底部分にスリットが入ることは意味をなさないのでは?
と推測しました。
上げ底部分の4か所と底の外側にある4つの穴を活用する方が、おそらく、見た目的には良いものなりそうですけど。
穴を開ける
道具の紹介で説明しましたが、鉢のプラを溶かして穴を開けました。
半田ごてなどで、溶かして穴を開ける場合、換気やご近所など十分注意をしてください。
力を入れず腕の重さに任せる感じで溶かしていくと真っすぐ穴が開くと思います。
『斜めにずれた』と思ってリカバリーしようとするとぐにぐにと歪んだ穴になっちゃいます。
溶けたばかりのプラスティックは、かなり熱いので火傷には十分に気をつけてください、
バリ取りをする
バリ部分が気にならない方や好みのことなので、どちらでも良いと思います。
バリ取りの工具でも紹介しましたが、刃がついてるものは危ないので、ヤスリが使い勝手が良いと思いました。
バリ取りをする理由
自分がバリ取りをする理由は。
鉢の外側のバリ(出っ張り)は気になりませんが、特に、内側の底にあるバリは、そのバリの高さの分だけ水抜けが悪くなると思います。
そう推測しているので、底のスリット部分のバリだけでも何とか取りたい。
鉢底の中心付近の穴を塞ぐ
上げ底になっている中心付近の4つの穴を塞ぎます。
スリット鉢のDIYをされてる記事を見た感じでは、スリット以外の穴をわざわざ塞いでいるものは見かけてないので、塞ぐ意味はないかもしれません。
鉢底の中心付近の穴を塞ぐ用意
今回はグルーガンで穴を埋めて塞ぎます。
鉢の内側の穴をできるだけ平にするために、鉢→クッキングシート→本→ローラーの順番に重ねて段取りました。
鉢の底にクッキングシートを貼る
クッキングシートを貼るのは、グルースティックが冷えた時に綺麗にはがすためです。
クッキーを焼くときに、鉄板にへばりつかないように油紙の上にのせて焼くのと同じことです。
平になるものを挟む
デコボコになると水の流れが滞る原因になりそうなので、グルースティックが固まった時に、できるだけ平になるような物で押さえつける。
自分は本をおきました。
板でも良いと思いますが、グルーガンの熱で溶けそうな材質のものは避ける方が良いです。
固定できるものを入れる
家の中を物色してたら見つけたのがローラーでした。
作業しやすく安定感があれば、何でも良いです。
手で押さえてできそうなら、手で押さえながらで良いと思います。
手で押さえる時は、火傷するのでクッキングシートを直接押さえないようにしてください。
底の穴を塞ぐ2つの理由
1つ目の理由
兼弥産業のとんでもないポットを見てもらうとわかると思うのですが、穴が開いてるのはスリット部分のみで、底面の中心付近には穴が開いてません。
根っ子が渦巻きにさせないための形状なんだと思います。
2つ目の理由
これは、あくまでも推測なのですが。
根っ子は水がある所を求めて伸びていくような気がします。
昔ながらの素焼きの植木鉢のように底面の真ん中に1つの大きな穴が開いてるものだと水の流れが渦巻きになると推測しました。
洗面所に水を流すと渦巻になるように。
この推測は、的外れの感がかなり大きいですが。
まとめ
半田ごてでスリットの穴を開けるとバリができるので、その処理がけっこう面倒なので、次に自作する機会があれば、ノコギリで切り込みを入れようと思います。
こんなので根っ子が渦巻きにならないスリット効果あるのかは不明
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